マイホームの基礎知識

住宅を建てる際に知っておくと便利な

知識を紹介致します


■坪単価って何?

 

まず坪単価とは

建物の延床面積を坪単位に換算し、それを建物本体価格で割った金額の事

(1坪は3.3㎡)。

つまり坪単価=建物価格÷床面積(坪) ※ちなみに1坪=タタミ2畳です

 

床面積と施工床面積の違い

 

床面積には一般的に使われる表現として2つの面積表示が採用されています。

1つは建築基準法で定められた延床面積

もう一つは工事部分の床面積で算定した施工床面積です。

つまり

・延床面積 ;→建物本体の床面積のみ

・施工床面積;→建物本体の床面積+バルコニー,吹抜け,玄関ポーチ,小屋裏等・・・ という事になります

 

■注意すべきは施工床面積

 

延床面積の計算において、バルコニー・吹抜け・玄関ポーチなどは通常面積として算入しませんが、施工床面積で計算する場合、これらが延床面積に更に加算して計算される事になります。

その結果、坪単価として計算している床面積が建物の実質床面積よりも大きくなってしまうといった事態が生じてしまいます。

 

どちらの表現を使うかは、会社によって違うので坪単価のみで購入価格を比較する場合は注意が必要です。 つまり、

住宅購入の際は、坪単価でなく総額で比較した方が間違いありません!

 

 

 


購入費用について

マイホーム取得の際に最も気になるのが工事費用ですが、物件の代金以外にも様々な諸経費が必要となります。主なものとして下記の諸経費などが挙げられます。

(あくまでも一例ですので、ケースによって下記以外にも必要となる費用が発生します)

主な諸経費一覧
・収入印紙代(契約時) ・外構工事
(・不動産仲介手数料) ・水道引込工事
・融資手数料(3~5万円程度)

・カーテン、照明器具、家具等

(業者によっては本体工事費用に含む)

・保証料 ・引越し費用
・火災保険料

・不動産取得税

(標準税率3%、軽減措置有り)

・司法書士報酬 ・水道加入金
・土地家屋調査費 ・固定資産税、贈与税、相続税etc・・・